卒業生・認定講師の声
株式会社エイコー堂
代表取締役 西原佳子 様
「親子宝石教室」開催の手紙が突然届きました。とてもワクワクしながら主旨、開催日程などを見ました。「私が、今、したいことはこれだ！」と思い早速受講の申し込みをしました。地方で生き残っていくためには将来の種まきをしていかなればならないと思っていた矢先のことでした。
受講してよかったことは、普段販売ばかりしていますが、一度立ち止まって、ダイヤモンド、カラーストーンについて勉強できたことです。受講する前は持ち合わせの知識だけで宝石を紹介していましたが、受講後は一つ一つの宝石が個性の違う顔を持っていてその魅力を紹介するようになりました。
受講して気が付いたことは、先生が「GIAはこれがいいとは言っていない」という言葉にはっとさせられました。私はとかく鑑定書のグレードを見て良し悪しを判断していましたが、「鑑定・ 鑑別書に書いてあることは、その石の特徴を書いてあるだけで、これがいいとか悪いとかは一切書いてません」と教えていただきました。鑑定・鑑別書に頼らず、自分の目でみて自分の言葉と自分の感性で語ることが必要だと気が付けました。
「親子宝石教室」を開催してみて良かったことは、
①子供に話すので、分かりやすいことばで興味深く伝えるトレーニングができたことは実際にお店でも役に立っています。
②顕微鏡を見る習慣ができたので、お客様にもどんどん見てもらっています。
③子供たちの顕微鏡をのぞく姿は本当にかわいらしくて、純粋無垢で、真剣でした。私たちはとてもよい仕事をしているんだなと再確認させていただきました。
これからも真摯に宝石と人と接していく所存です。
株式会社TWトレジャー
代表取締役社長 石井稚子 様
認定講師を受講して良かったこと
デザイナー、クラフトマンとして20年以上仕事をしてきましたが、なかなか現場のこと以外で石について深く知る機会がなかったので、改めて宝石のことを勉強できてよかったと思いました。顕微鏡で観察したり、鑑定の手順を学ぶことで石に対してのリスペクトの感情が生まれ、大切にデザイン、製作していこうと改めて思いました。
宝石は奥深くて面白いです。観察しているうちにとても親近感が湧きます。
宝石を身につけてお洒落をして自分を光り輝かせる習慣を広めたい。
それと日本のジュエリーの製作技術は世界でも評価が高く素晴らしいのですが、子供達にもそのことを知ってほしいと思っています。そして未来の手仕事に目覚める人を育てられたら嬉しいです。
まずは興味を持ってもらえるように親子宝石教室ができる講師資格は大切だと思い受講しました。 講師の先生の熱意が素晴らしかったです。
コスチュームジュエリー作家
HU-TU Produced by Yusuke Satonaka
Brand Manager 須藤裕子 様
認定講師に挑戦するにあたり、ひとつ不安なことがありました。 それは、私の知っていることだけでは、 授業についてゆけないのではないかということでした。
しかし、その不安は実技（対面）を受講してゆくなかで消えてゆきました。なぜなら、認定講師を指導する先生方は世界で通用する宝石の資格を持ち、 宝石の美しさを伝えるプロフェッショナルな方々ばかりだからです。
オンラインの授業の内容はもちろんのこと対面での少人数制の授業は、どの宝石関係の勉強よりも濃く、深い内容です。当たり前のように語られる宝石ごとの特性ですが、その理由を知るために使用される顕微鏡や偏光器を使った授業は、企業に勤めているとなかなか 受講することができないことと思います。機器を使ったことがない方は、ぜひ、オンラインセミナーや実技を連続して 受けてみてください。
ちなみに、この認定講師の資格は、単純な資格というわけでなく、未来のある子どもたちに向けての壮大なアウトプットです。自らが学んだことを伝えることで、子ども達の目が輝きます。共に学び、共に感動する機会が得られたことを、私自身、うれしく思います。
TOKISONO Jewelry代表
時園和代 様
日本の伝統技法、杢目金を用いてジュエリーを制作しています。
オーダー制作も承っております。
宝石に関する専門的な知識に踏み込んだ内容をこんなに短時間で学べる講座はなかなかないと思います。 カラードストーンの座学では、ルビー・サファイア・エメラルドだけではなく、多くの種類の宝石について取り扱い注意点、耐久性要素など実用的な内容を学ぶことができます。ダイヤモンドの座学では、古代の言い伝えから現代のダイヤモンド鉱山、流通経路などの現在に至るまでの歴史を教えてくださるので、ダイヤモンドがなぜ世界中でこれだけの人気があるのかよく理解できます。ダイヤモンドの歴史を背景知識として、ダイヤモンドの４Ｃについても詳しく学ぶことができるので、お客様への説明やセールストークにすぐに生かすことができます。
そして実習講義！座学で学んだ宝石が持つ学術的特性を顕微鏡や様々な鑑別器具を用いて直に観察することができ、宝石の理解につながります。ダイヤモンドの４Ｃも実物を比較できますので、自信をもってお客様へお勧めできるようになると感じました。そしてこれらの内容を子供たちや一般の方に向けてどう伝えていくのかという視点でかみ砕いて学んでいくため、セールストークやイベントなどで生かしていくヒントを沢山得ることができます。
学術的興味とセールストークをバランスよく習得できる講座ですので、宝石にかかわるお仕事に携わっている方にはお勧めです！
株式会社Kデザイン
代表取締役社長 永坂景子 様
18歳から宝飾業界に携わり、40年近くを業界で過ごしてきた 永坂景子と申します。
アテナデザイン研究所、日本宝飾クラフト学院といった教育機関にてデザイン、彫金、ワックス原型といった内容を学び、ジュエリーデザイナーとしてジュエリーの制作に携わって参りました。常に品質の良いものが用意される環境にあり、経験則で現場に立っていたため、今回初めて専門的に石について学ぶ機会となりました。
せっかくの機会でしたので、ダイヤモンドと色石どちらの講座も受講を決めました。オンラインで６日間学び、６日間の実地講習で資格取得を目指す内容です。 全１２日間の受講期間はとても充実した時間となりました。受講することで基本的な石の知識はもちろん、今まで感覚的に捉えてきた宝石に対して理解の解像度が上がりました。
ダイヤモンドと色石、両方受講することで「親子教室」の開催も可能となりました。子供たちに向けた講座の開講についても受講中に学ぶことができ、今後自身のギャラリーでのイベントとして選択肢が広がったことも有意義に思います。
宝石についての知識を改めて学ぶ機会として、宝学研のセミナーを選んでよかったです。
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